令和7年度 市長コラム
令和8年3月「満開の桜」
日増しに春の訪れを感じ、桜前線が待ち遠しい季節となりました。
今年の天平の花まつりは、歴史文化協定を締結している香川県高松市から讃岐国分寺太鼓保存会の皆さまをお招きし、サヌカイト石琴や大太鼓の演奏をご披露いただくほか、昨年に続いて姿川アメニティパークでの桜まつりを開催するなど、市制20周年を記念した充実のラインナップで開催します。ぜひ、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
さて、2月には衆議院議員総選挙が行われましたが、本市では来月4月に市議会議員選挙、7月には市長選挙を控えています。
多くの方々が、満開に咲く桜のように市民全員が輝く希望に満ちた未来を創りたいという意志をもって、立候補を予定されていることと存じます。
市民の皆さまの1票が責任ある政治を生み出す力となります。そのためにもぜひ、各種選挙では投票所へお出かけいただき、皆さまの想いをお示しくださいますよう、心からお願い申し上げます。
令和8年2月「『医療福祉のまち』を目指して」
年が明けて早くもひと月が経過しました。まだまだ寒い日が続きますが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、1月12日に開催されました伝統ある下野市天平マラソン大会に、今回初めて、自治医科大学附属病院救急救命センターの医師、看護師、職員、そして医学生ボランティア計17名の皆さまからなる医療救護チームがご参加くださいました。
おかげさまで、充実した医療救護体制のもとで大会を開催することができ、心から感謝申し上げますとともに、こうした取り組みが今後の同大会の更なる発展につながることに、大きな期待を抱いたところです。
本市としましては、包括連携協定に基づく自治医科大学様との協力体制をますます強固なものとし、本件のみならず、今後もさまざまな形で連携事業を展開していきたく考えております。
願わくば夜間診療のあり方等も踏まえて検討を行い、市民の皆さまがいつでも安心して医療福祉サービスを受けられる体制を整え、市制施行20周年の節目を機に、下野市を「医療福祉のまち」としてより一層発展させてまいります。
令和8年1月「市制施行20周年を一段の飛躍の好機に」
あけましておめでとうございます。平素より市政運営に深いご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年は国内外の都市との友好が深まった有意義な一年でした。
本市とドイツ連邦共和国のディーツヘルツタールが姉妹都市締結50周年を迎えたことを記念し、9月には「オクトーバーフェストしもつけ 東の飛鳥ビール祭り2025」が開催され、多くの市民の皆さまで会場が賑わいました。
また同月、奈良県明日香村と包括連携協定を締結しました。同協定は、幅広い分野での協力関係を構築し相互の持続的な発展を目指すことを目的としており、この度の締結は、本市の「東の飛鳥プロジェクト」推進への大きな弾みとなりました。
さて、令和8年は、本市にとって節目となる市制施行20周年を迎える年です。私は、これを本市の一段の飛躍の好機と捉え、市発足時からの重要事業である「都市核の形成」に引き続き注力いたします。
昨年11月に策定した「自治医大駅周辺地区まちづくり基本構想」において、総合計画で位置づけた都市核のうち市役所南西部エリアを「重点まちづくりゾーン」とし、「まちと調和し日々の暮らしを彩る多世代交流拠点の形成」を推進することとしました。
この多世代交流拠点には、図書館や多世代交流施設といった「公共公益機能」や、商業、医療福祉、子育て支援などの「生活サービス機能」を有する施設の配置を想定しています。
本事業推進にあたっては、地域の皆さまのご理解とご協力が必要不可欠です。引き続き、皆さまと意見交換会を行いながら、「都市核の形成」の実現に努めてまいります。
このほか、本年は本市誕生日の1月10日から市民の皆さまとともに様々な20周年記念事業を展開し、この記念すべき年が、皆さまの心に残る良き思い出の年となるよう尽力してまいります。
結びに、本年もより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆さまにとって幸多き年でありますよう心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
令和7年12月「令和7年を振り返って」
早いもので今年も12月を迎え、振り返りますとさまざまなことがありました。
2月には、石橋第2配水区内の水道水から、国の暫定目標値である1リットルあたり50ナノグラムを超える有機フッ素化合物(PFAS)が検出されました。現在は、仮設浄化装置の設置により値は安定しておりますが、恒久的な浄化装置の設置や新たな水源の確保を進め、安全安心な水道水を引き続き皆さまにお届けできるよう鋭意取り組んでまいります。
また、今年は国内外の都市との関わりが深められた年でもありました。4月にドイツ ディーツヘルツタールとの姉妹都市締結50周年の節目を迎えたほか、9月には、私の念願でありました奈良県明日香村との包括連携協定が実現いたしました。さらに、同村とは11月13日、古の歴史に縁の深い下野薬師寺跡にて、改めて災害時相互応援に関する覚書の締結を行ったところです。
そしていよいよ来年、市は市制施行20周年を迎えます。本市の貴重な歴史・文化・産業を守りつつ、未来を見据えた「医療福祉のまち」を展望し、都市核形成、道の駅拡張事業など具体的な施策事業も示しながら、市民の皆さまと心をひとつに、まちづくりを進めてまいる所存です。
令和7年11月「新たな居場所創り」
9月28日、市役所市民ひろばにて「オクトーバーフェストしもつけ~東の飛鳥ビール祭り2025~」が開催されました。沢山の皆さまにお越しいただき、最後まで来場者が途切れることなく盛況の内に終えることができました。開催にあたりご協力くださいました関係者の皆さまに、心から感謝申し上げます。
会場となった市役所は、アクセスも良く、人が集いやすい場所であることから、正に本市の中心地であることを実感したところです。
下野市では、市の総合計画で位置づけした都市核のうち、市役所の南西部エリアを「重点まちづくりゾーン」として、新たなまちづくりを進めています。
ここでは、図書館や多世代交流施設などの公共公益機能、商業や業務、子育て支援などの生活サービス機能を有する、多世代交流拠点の形成を想定しています。
事業推進にあたっては、かねてよりこの地の基幹産業である農業者の営農環境にも配慮しながら、市民の皆さまのニーズにあった新たな「居場所創り」を進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和7年10月「悠久の縁」
9月29日、市は奈良県明日香村と包括連携協定を締結しました。
本市には国指定の下野薬師寺跡、下野国分寺跡・尼寺跡など、古代の東国を代表する重要な史跡が多くあります。また、下野市付近を中心として勢力を誇った豪族、下毛野氏(しもつけのうじ)の一人である下毛野朝臣古麻呂(しもつけのあそんこまろ)が、大宝律令の編さんに深く関わるなど飛あすか鳥の都で活躍した史実からも、私は、当時の下野市域と都の深い結びつきに思いを馳せているところであります。
市ではこれまで、これら本市が誇る歴史的財産である文化財を活用し、「東の飛鳥プロジェクト」と銘打ったまちづくりを進めてまいりましたが、この度の協定の締結は、それを大きく後押しする好機と期待しています。
あわせて、本市では明日香村の飛鳥宮跡などの19の資産で構成する「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録も引き続き応援してまいります。
悠久の時を超えて、古の縁が私たちの時代に再びつながり、共に道を開いていけることに心から感謝したいと思います。
令和7年9月「平和をつなぐ」
今年は終戦から80年を迎える節目の年です。本市においても、戦時中の昭和20年7月28日正午ごろ、小金井駅とその周辺を走る列車が戦闘機による銃撃を受け、31人が亡くなり、70人以上が負傷したとされています。毎年、遺族会の皆さまによって小金井駅前で慰霊祭が執り行われており、今年7月27日の慰霊祭には、ご遺族をはじめ、約100名の方々が参列されました。
また、同年8月6日には広島県が、同9日には長崎県が原子爆弾によって壊滅的な被害を受け、あわせて20万を超える尊い命が犠牲となりました。
市では、子どもたちに平和について考えてもらいたいという思いから、毎年、広島県への中学生平和派遣事業を実施しております。今年は市内の中学校および義務教育学校から代表として8名の生徒が参加しました。
戦争を体験された方々による記憶の継承が年を追うごとにますます難しくなる中、平和派遣事業に参加した生徒の皆さんには、広島の地で学んだことや感じた思い、そして平和の大切さを多くの方々に伝えていただきたいと願っています。
令和7年8月「夏を涼しく、快適に。」
連日厳しい暑さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
熱中症は屋外だけでなく室内でも起こる危険がありますので、こまめな水分補給や塩分の摂取、適度な休息を心がけ、無理をせずにお過ごしください。
市では、夏の暑さを少しでも快適に乗り越えていただけるよう、公共施設の一部をクーリングシェルターとして開放しております。市役所、公民館、図書館、昨年秋にオープンした石橋駅自転車駐車場内の休憩スペースをはじめ、8月5日に新たにオープンする市役所1階ロビーの学習スペースもご利用いただけます。
さらに、スーパーや薬局などの一部の民間施設にも、ご厚意により、クーリングシェルターとしてご協力をいただいております。暑い日の外出の際、お休み処として、ぜひともお気軽にお立ち寄りください。
市では引き続き、皆さまが安心して夏を乗り越えられる環境を整えるべく努めてまいります。これらの施設をご利用いただきながら、暑い夏を快適に、また楽しくお過ごしいただければ幸いです。
令和7年7月「道の駅しもつけを広域的な防災拠点に」
去る5月14日、「道の駅しもつけ」は、国土交通省より県内2番目となる「防災道の駅」に選定されました。
「防災道の駅」は、大規模災害時に広域的な防災拠点となる施設であることから、これらの機能強化を図るため、国から最大5年間、ハード・ソフト両面にわたる重点的な支援を受けることができるものです。
これを契機として、平時には、これまで以上に来場者の皆さまが楽しくお過ごしいただけるよう施設の拡充に努めるとともに、災害時には広域的な防災拠点としての機能を担うべく、整備を推進してまいります。
このたび「道の駅しもつけ」が「防災道の駅」に選定された要因としては、交通利便性の高さ、歴史が物語る自然災害の少なさ、そして自治医科大学附属病院をはじめとした医療機関の立地による充実した医療体制など、本市が備え持つ特性があらためて国からも評価されたものと考えております。
私はこの機会を、下野市が持つ魅力を全国に発信する好機ととらえ、今後も下野市のポテンシャルと暮らしやすさに磨きをかけながら、引き続きシティプロモーションに取り組んでまいります。
令和7年6月「これからも安心な水を皆さまに」
1月20日に採水した石橋第2配水区内の水道水から、国の暫定目標値である1リットルあたり50ナノグラムを超える有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたことから、さまざまな対策を実施してきたところです。
とりわけPFAS除去には、活性炭を利用した「粒状活性炭方式の濾過装置」の設置が有効とのことから、先月21日の臨時議会において、設置に要する予算を上程、可決いただきました。
この装置は、PFASの除去と低減が期待できるものです。幸いにして、直近の検査結果によるPFASの数値は国の暫定目標値内に留まり、落ち着きを見せております。しかし、渇水期となると再び数値が目標値を超える懸念があることから、出来るだけ早期に装置の設置が完了できるよう取り組んでまいります。
なお、石橋第2配水区内に設けた給水所は5月30日をもって閉鎖いたしました。これまでご理解とご協力をいただきました市民の皆さま、関係者の方々に心から感謝申し上げます。
引き続き、市民の皆さまへ安心してご利用いただける水をお届けできるよう、鋭意努力してまいる所存です。
令和7年5月「異なる文化への理解」
時の移ろいは早いもので、1975年から始まった下野市とドイツとの交流は、今年で50年の節目を迎えます。去る4月24日から28日までの間、姉妹都市であるディーツヘルツタールからトーマス市長ほか約20名の方々が本市を訪れ、自治医科大学をはじめ市内各地を回り、市民の皆さまとの交流を深められました。この度の訪問団受け入れにご協力いただきました皆さまはもとより、これまで長きにわたりドイツとの交流にご尽力くださった方々に対しましても、心から敬意と感謝申し上げます。
さて、国際交流はなぜ必要なのか。
現代社会を生きる私たちには、国際社会の一員として、異文化に対する相互理解や柔軟な対応力が求められていると私は考えています。
そのためにも本市は引き続き国際交流員と協力し、ドイツのみならず様々な国との交流を推進することで、異なる文化への理解と認識をさらに深めてまいりたいと思います。
とりわけ未来を担う子どもたちには、世界各国の方々との心の触れ合いを通じて、国際社会で活躍あるいは貢献できるような豊かな心を育んでもらえるよう、応援してまいります。
令和7年4月「令和7年度がはじまりました」
今年度の下野市一般会計当初予算額は、市発足以来最大規模となる292億6,000万円といたしました。主な新規事業として、市内小・中・義務教育学校の体育館と特別教室のエアコン整備をはじめ、5歳児健康診断や重度心身障がい者医療費現物給付、また、学校教育サポートセンターの充実に要する予算等を計上いたしました。
子どもたちの健やかな成長を促すとともに、市民の皆さまの利便性向上を図るためにも、迅速かつ効果的な実行に努めてまいります。
一方で、少子高齢化に伴う扶助費の増加も不可避ですが、引き続き健全な行財政運営を堅持しながら市政運営に取り組んでまいります。
令和8年1月に、本市は市制施行20周年を迎えます。「すみよさランキング1位」と評される今日まで、旧3町の時代から歴史を紡いで来られた先人の方々のご尽力に敬意を表するとともに、この節目は本市のさらなる飛躍の絶好の機会であると捉えています。
このようなことから、引き続き6万人の市民のさらなる一体感の醸成を目指すことはもちろんのこと、市制施行20周年のタイミングを逸することなく、本市の未来を見据えた新たなプロジェクトをお伝えできるよう取り組んでいるところです。






